繰り返し輸送される製品の物流費とCO2を同時に算出できるツール「ハコループ」公開のお知らせ
2025年02月26日

当社はこの度、国際物流において物流容器の違いによる物流コストならびにCO2排出量の比較が簡単にできる、計算ツール「ハコループ」を公開しました。
「ハコループ」
URL:https://dx01.nissin-tw.com/RC_
リターナブル物流容器(以下、RTI※)の導入には、中長期間のコスト削減効果を試算して導入を判断する必要がありますが、このシミュレーションは非常に複雑な計算が必要となります。
※RTI:Returnable Transport Item
当社サービス「ハコラボ」では、様々なパターンのシミュレーションを行っており、この実績から蓄積されたノウハウをもとに計算ツールを開発しました。
機能・特徴として、製品情報や物量、運用期間を入力し、想定する物流容器を選択するだけで、運用期間に応じた累積物流コストやCO2排出量がご確認いただけます。
「ハコループ」は、オンライン上でご提供する無料のWEBアプリです。ご利用に際してアカウント作成は必要なく、いつでも、何度でもご自由にご利用いただけます。RTIとワンウェイ容器、運用期間の違い、タイプの違うRTI同士など、様々なパターンで比較できます。また、計算結果のデータはグラフ化することで、直感的に把握することが可能です。
物流容器の検討を行っている方や、現在実施しているリターナブル運用の妥当性を検証したい方に、ぜひともご利用いただきたいと考えております。
物流コストと環境負荷の2つの側面から、ワンウェイ容器とRTIを同時に比較することで、最適な物流容器の検討、導入にお役立ていただけます。
当社グループは「脱炭素社会の実現と循環型社会への貢献」をマテリアリティの一つとして掲げており、その課題解決に向けてRTIの積極的な活用を推進するなど、持続可能な環境配慮型物流の創出と提供に取り組んでおります。
ハコラボについて
ハコラボとは、物流容器のリユース・リターナブル化によってコスト削減と環境に優しい物流を目指すお客様を、ワンストップでサポートするサービスです。
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輸送条件や商品特性、物流課題を考慮して、最適なRTIの開発・提案します。
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自社開発したクラウド型システムで、容器の個体管理を行います。スキャニング方式はRFIDとQRコードの2種類あり、容器特性や利用環境に応じて提供します。
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日新のグローバルネットワークを活かして、製品物流はもちろん、空容器返送における回収やメンテナンス、容器免税といった静脈物流をサポートします。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社日新 DX推進部 ハコラボ・バッテリー事業推進課
TEL:03-3238-6575
まずはお気軽にお問い合わせください。担当営業より詳しくご説明させていただきます。