日新の強み

創業以来、国際総合物流のパイオニアとして、常に時代をリードする高付加価値の物流サービスを提供し続けてきた日新グループ。そんな当社グループの競争優位性を裏付ける4つの「強み」をご紹介します。

世界 24の国と地域に約150拠点のロジスティクス・ネットワークを構築し、海外現地法人も36社（一部合弁含む）に達しています。この強固なグローバル・ネットワークを活かし、海上輸送、航空輸送、鉄道・トラック輸送などあらゆる輸送手段を最適に組み合わせた「国際複合一貫輸送」やフォワーディングサービスを提供。シームレスかつきめ細かなサービスによって、多様化・高度化する産業界の物流ニーズに応えています。とくに中国物流においては、パイオニアとして60年を超える信頼と実績を有しています。

国内はもとよりベトナムやインドネシアなどで鉄道輸送を組み合わせたモーダルシフトを展開し、GHG排出削減にも貢献しています。タイでは、GHGや有害ガスを排出しないEVトレーラーを導入しました。航空輸送でもキャリアと連携し、持続可能な航空燃料であるSAFの普及・利用拡大を図っています。また、循環型社会の実現に向けて、省資源・省コストに貢献するリターナブル物流容器の開発・運用にも力を注いでいます。さらに主要施設におけるLED照明の導入や太陽光パネルの設置、再生可能エネルギー由来電力への切り替え、CO2排出量の見える化の実現など、あらゆる側面から環境負荷低減に取り組んでいます。

国際物流に関する長年の経験と豊富な知見を活かし、お客様の業務効率化と負担低減を実現するデジタル・フォワーディング・サービス「Forward ONE」を開発・提供。国際輸送費の算出、本船スケジュール・輸送スペースの確認、ブッキング依頼、船積み作業の進捗状況管理、本船のトラッキングなどをオンラインサイトで一貫して行うことが可能です。一方、物流容器のリターナブル運用サービス「HACO Lab.」は、商品特性や輸送条件に合わせた物流容器の「開発・提案」から「システム管理」「国際物流」までをワンストップで提供します。さらにIoTを活用したグローバル貨物の輸送状態の可視化、貿易業務の完全電子化などDXによる物流サービスの革新に積極的に取り組んでいます。

国際総合物流のパイオニアとして高い専門性を有する人材の確保・育成に注力してきました。現在、当社には、平均合格率約15％という難易度の高い国家資格「通関士」の取得者が約150名在籍し、通関のプロフェッショナルとして活躍しています。さらに1977年に海外研修制度を導入して以来、半世紀近くにわたり、グローバルなビジネス感覚と実践的な国際物流の知識・スキルを備えた専門人材を数多く養成してきました。また、自動車、化学品、食品、電機・電子、医薬品など、産業によって貨物の扱い方や輸送形態が大きく異なるため、当社ではそれぞれの産業や輸送形態について豊富な専門知識と高度なスキルを備えた人材を養成・配置することで、高付加価値の物流サービスを実現しています。