CO2算出ツール「CO2 Emissions Meter」公開のお知らせ

2024年01月31日

株式会社日新は、貨物輸送のCO2排出量を算出するツール「CO2 Emissions Meter」(以下当ツール)を当社ホームページ上に公開いたしました。

当ツールは貨物の重量と発着地を入力いただくだけで、輸送時に生じるCO2排出量をご確認いただけるものです。


当ツールは国内および国際輸送に対応しており、海上、航空、トラック、鉄道の輸送モードに対応しています。特徴的な点として、当社が提供する海上・航空輸送サービスのルートが予め登録されている「ルートパターン」機能が挙げられます。「ルートパターン」機能をご利用頂くことで実際の輸送ルートに則したCO2 排出量の試算が可能です。同一の仕向地に複数の輸送ルートがある場合には、CO2排出量を比較することが可能です。


当社および当社グループは2030年ビジョンとして「サプライチェーン・ロジスティクス・プロバイダー」と掲げており、「人」と「イノベーション」の力で、物流面から最適なサプライチェーンを構築し、多様な社会課題の解決に貢献することを目指しております。その中において「脱炭素社会の実現と環境に配慮した循環型社会への貢献」を重要課題の一つとして捉え、これまでにもリターナブル容器の活用や、鉄道・内航船を利用した物流の提案を行って参りました。
当ツールは、お客様の脱炭素経営を促進する端緒としての役割を担っており、輸送におけるCO2排出量の可視化と排出量削減の取組み提案の両輪で最適なサプライチェーンの構築と社会課題の解決を図ります。


今後は物流費の見積りと共にCO2排出量を参照できるサービスや梱包資材を反復利用することによるCO2排出量削減見込みなど、

デジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」やリターナブル容器管理サービス「Haco Lab.」との連携を推進して参ります。

 

当社グループはこれからもお客様にとって利便性の高いサービスの開発や脱炭素社会の実現に向けた新たな価値をお届けできるよう努めて参ります。

画面イメージ

【本件に関するお問い合わせ先】

 株式会社日新 事業戦略部物流DX推進室

 TEL:03-3238-6583

お客様のニーズに合った最適な輸送ルートや輸送方法、保管、引越のご提案をいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。担当営業より詳しくご説明させていただきます。