決算ダイジェスト

111期(2020年3月期)業績の概況

当期実績 前期実績 前年同期比(%)
連結売上高 197,387 218,040 ▲9.5
連結営業利益 3,528 5,698 ▲38.1
連結経常利益 4,114 6,584 ▲37.5
連結当期純利益 2,705 4,426 ▲38.9

(単位:百万円)

当連結会計年度の世界経済は先行き不透明感による経済減速傾向が持続し、わが国においても2019年10月~12月期の実質GDP成長率がマイナスに転じました。更に2020年に入ると新型コロナウイルス(以下「新型ウイルス」)の世界的蔓延が世界経済とわが国経済に一層の後退をもたらしました。

このような状況下、当社グループは3年目に入った第6次中期経営計画を力強く推進し、国内外で新倉庫開設、台湾に新会社設立などの投資を行いました。また、国内での業務効率化、海外での組織再編など収益力向上に取り組み、確実な効果を上げました。これらの施策推進に伴いグループ収益は第1四半期を底に、第2四半期、第3四半期と着実に回復しました。しかしながら2月に入り新型ウイルスの影響により貨物量、旅客数が減少し始め、収益回復が遅れました。セグメント別では、物流事業は自動車関連貨物が減少しました。旅行事業は第4四半期からの渡航自粛の動きが収益を押し下げました。不動産事業は堅調を維持しました。

これらの結果、当連結会計年度における売上高は前連結会計年度に比べ9.5%減の197,387百万円、営業利益は前連結会計年度に比べ38.1%減の3,528百万円、経常利益は前連結会計年度に比べ37.5%減の4,114百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ38.9%減の2,705百万円となりました。



事業セグメント

物流事業

日本では化学品・危険品を含む倉庫事業が堅調に推移しました。海上貨物は輸出貨物量が前年を下回ったものの、白物家電などの輸入が好調でした。航空貨物は輸出入物量が減少しました。

海外では、アジア、米州、欧州はいずれも自動車関連貨物の荷動きが弱く、アジア各国では域内貨物輸送と保管業務、米州では航空貨物と倉庫業務、欧州では英国の国内配送業務がそれぞれ軟調に推移しました。中国は香港発電子部品航空貨物が米中貿易摩擦の継続、香港デモなどの影響もあり減少しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ7.2%減の143,543百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ41.1%減の2,501百万円となりました。



旅行事業

主力の業務渡航ビジネスは顧客の経費節減志向の継続に加え、新型ウイルスの影響もあり、取扱人数が減少しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ15.4%減の52,603百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ75.8%減の139百万円となりました。



不動産事業

京浜地区における商業施設などの不動産事業が年間を通じ堅調に推移しました。

この結果、売上高は前連結会計年度に比べ5.6%増の1,725百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ1.8%増の890百万円となりました。