中期経営計画
当社は、2017年4月から2022年3月までの第6次中期(5カ年)経営計画を策定いたしましたのでお知らせいたします。
第6次中期経営計画の概要
目次

1. 第5次中期経営計画の振り返り
第5次中期経営計画(2014年4月~2017年3月)では、第4次中期経営計画に引き続き「グローバル・ロジスティクス・サービス・プロバイダー(GLSP)」への成長・発展を主テーマとして、自動車関連物流を軸に海外事業の強化・拡大、および、事業環境が大きく変化する国内での事業再構築を進めるとともに、経営の効率化をはかることで、国際競争力の向上を目指して取り組みました。
1. 主な取り組み・成果
- 1.海外事業の強化
【米州】
- 米国倉庫新規開設(オハイオ、カリフォルニア)
- メキシコ航空事業自営化(グアダラハラ、メキシコシティ)
【欧州】
- オランダ拠点開設(ティルブルグ)
- 英国自動車部品ミルクラン業務開始(スウィンドン)
【アジア】
- ラオス・インドネシアでの通関業務自営化
- タイ拠点拡充(プラチンブリ)
- インド拠点拡充(アーメダバード)
【中国】
- 国内市場向け配送センター業務の拡大(上海・北京・天津・昆山)
- 海上(NVOCC)プロキュアメントセンター設置(香港)
- 2.国内事業の再構築
- 山下地区、神奈川埠頭倉庫、大井事業所再開発着手
- 福岡市アイランドシティ港湾用地取得
- 陸運事業の再編
- 3.経営基盤の強化
- 業務高度化と組織再編
- 不動産の有効活用(京浜ビル跡地、北仲通り)
- 物流品質の改善
- 監査等委員会設置会社への移行によるガバナンス体制の強化
- リスクマネジメント体制構築、グローバル安全基準ガイドライン策定
- グローバル人材の確保および育成 ⇒ 海外研修員制度再開、現地採用社員の幹部登用
2. 収益実績(連結)
2014.03 実績 |
第5次中期経営計画 | ||||
---|---|---|---|---|---|
2015.03 | 2016.03 | 2017.03 | |||
実績 | 実績 | 実績 | 2014.03比 増減率 |
||
売上高 | 193,709 | 204,461 | 201,705 | 201,209 | 3.8% |
営業利益 | 4,042 | 4,664 | 5,587 | 5,607 | 38.7% |
経常利益 | 4,681 | 5,135 | 5,886 | 6,266 | 33.9% |
当期純利益 | 2,624 | 2,447 | 3,196 | 4,457 | 70.0% |
2. 第6次中期経営計画の基本方針
「グローバル・ロジスティクス・サービス・プロバイダー」
~世界最高品質の物流企業への更なる進化~
3. 主な取り組み
1. 重点分野
- 1.自動車関連物流
- 自動車関連物流における日新ブランドの確立
- 2.化学品・危険品物流
- 危険品施設の拡充と化学品・危険品物流のグローバルネットワーク構築
- 3.食品物流
- 食品物流機能の拡充と食品物流のグローバル展開
2. 国内事業の収益力向上
- 1.物流施設の再編
- 2.業務効率化の追求
- 3.物流事業・旅行事業の連携強化
- 4.AIを活用した提案型営業の推進
3. グループ経営基盤の強化
- 1.ガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底
- 2.人材の確保と育成
- 3.資金の効率化などの財務体質の強化
4. 計画最終年度の数値目標(連結)

1. 重点分野の売上高拡大
(※数値目標は取り下げますが、引き続き重点3分野には注力して参ります。)
- 1.自動車関連物流
454億円(2022.03目標)→ 取り下げ - 2.化学品・危険品物流
195億円(2022.03目標)→ 取り下げ - 3.食品物流
120億円(2022.03目標)→ 取り下げ
2. 新規設備・投融資
第6次中期経営計画中における新規の設備投融資金額は海外・国内の物流施設への拡充を中心に260億円を予定しております。