井坂 祥一郎

2010年4月に入社し、食品物流営業部で主に食品物流の輸出入を経験、その後2017年4月に米国日新ロサンゼルス支店へ赴任し、現在に至ります。仕事内容は海上・航空・陸送・倉庫・引越等の物流全てに関わる営業を担当しており、具体的には顧客訪問（新規・既存）、見積書作成、カスタマーサービス、現場立会い等が含まれます。ロサンゼルスには日系物流会社を含めて世界各国から多くの物流会社が進出しています。私は「どうすれば数ある物流会社の中から日新を選んで頂けるのか」という課題に対し、日々考え、行動することが営業の仕事だと考えています。私の場合は下記4点を特に意識して日々仕事をしています。

一番印象に残っている仕事は米国から日本向けに食品原料を輸出する新規案件をロサンゼルス支店の皆で力を合わせて取り組み、立ち上げたことです。このお客様は私が米国へ赴任する前に日本で担当していた主要なお客様で、当地赴任後も上司と私は精力的に同社の米国支社への訪問や、会食やゴルフなどを重ねて信頼関係を築いていきました。ある日、お客様からお電話を頂き、「日本向けの物流を全て任せたいが対応できるか」とご相談を頂きました。（物量はここではお伝えできませんが、とても大きな案件でした）それからはシステムの構築、各地現場視察、人の採用、プレゼン資料作成といった準備から、実際の仕事の立ち上げと、怒涛の数ヶ月を過ごすことになりましたが、皆が目標に向かって一つとなり、無事にやり遂げることができました。今では米国日新の主要なお客様となっています。

日本と海外で大きく違うことは海外の方が幅広い経験が積めることです。初めて経験することの連続で、日々プレッシャーもありますが、失敗を恐れずに挑戦することでその分やり甲斐もあります。また、海外で生活をすることは家族で支えあいながら生活を送るので、家族の絆もさらに深まります。

駐在前に限ったことではありませんが、日々仕事を一緒にする仲間やお客様との繋がりを大切にし、人脈を広げていくことが一番大切だと思います。海外では日本以上に社内外の付き合いが広がります。物流という仕事は一人ではできません。周りへの感謝の気持ちを忘れずに常に謙虚な姿勢で仕事を行うことが大事だと思います。また、その他であればよいものとしては、周りに熱く語れる程の趣味、語学、ゴルフスキルなどでしょうか。

米国の中でもロサンゼルスは特に日本人が多く住む場所です。実際に私の住むエリアにも多くの日本人が住んでいて、ご近所さんとは家族ぐるみのお付き合いをしています。休日はそんな方々とBBQをしたり、子供達と公園に行ってピクニックをしたり、のんびりと過ごしています。また、国立公園、動物園や水族館に行くこともあります。気候が年中安定しているため、サイクリングをしている方も多くいます。

今後も日々の営業活動を地道に行い、お客様とのコネクションを広げていきたいと思っております。直近では激戦区のロサンゼルスエリアで物流業界No.1営業マンを目指します。そして将来的にはこれまでの経験を活かし、日本や米国以外の国でも挑戦したいと思っております。

日新の強みの一つはグローバルネットワークです。国内外には学生の皆さんが将来活躍できる場がたくさんあります。そしてそこには皆さんを親切丁寧にサポートしてくれる心強い仲間がいます。私が今ここで貴重な経験をさせて頂いているのも前部署の上司や先輩方の強力なサポートがあったからです。米国日新へ赴任後も日々壁にあたっては、その度に周りの上司や仲間が手を差し伸べて助けてくれます。是非、皆さんも日新グループの仲間として国際物流のプロフェッショナルを目指して一緒に働きましょう！